こんな疑問を解決できる記事を書きました。
企画を通したい、プロジェクトを進めたい。
でもそのためには社内の様々な利害関係者から合意をもらわなければならない。
そんな社内調整にうんざりしていませんか?
社内調整は大変ですが、もしかしたらあなたはそれを間違ったやり方で進めているかも知れません。
この記事では、仕事に使えるビジネス交渉術をテーマに社内調整で「やったらダメ!」な3つのことを紹介します。
この記事を読み終えれば、社内の企画調整や交渉で地雷を踏まなくなりますよ!
具体的な社内調整の進め方については、こちらの記事をご覧ください。

この記事を書いた人
- 一部上場企業のベトナム駐在管理職。
- 10年以上のコンサル、企画調整を経験
- 転職経験2回。転職先で昇格・年収UP!
- 市場価値至上。会社に依存しない会社員。
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結論
最初に結論です。
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いきなりミーティング
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相手の立場を考えない
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感情的になる
それでは解説していきます。
いきなりミーティング

何か課題があると全関係者を集めて、いきなりミーティングをしていませんか?
いきなり会議をして、全ての利害関係者と合意形成を行うのは非常に困難です。
なぜかというと、合意形成には充分な準備が必要だからです。
会議で議論をすると、何となく前に進んでいるような気がしてしまいます。
しかし準備が不十分だと、各自が自分の都合で意見を言って議論が発散するだけです。
全利害関係者を一同に集めての会議は、充分な準備をした上での最終合意の場として活用しましょう。
多数決はあり?
多数決はおすすめしません。
反対者の意見が尊重されないので、関係者との間にしこりが残る可能性があります。
同じ会社の人なので、今後も仕事をすることを考えるとこれは避けた方がいいですよね。
また、いきなり多数決で採択を取るのは、非常に安易な方法です。
そもそも全てが多数決で決められるのであれば、交渉も調整も必要ないですよね?
とはいえ、多数決をやむなしとするケースもあります。
利害関係者が多い(10 を超えるくらい)
議論をつくしても合意形成できない
多数決で採択を取る場合は、このポイントを念頭に置いて関係者の合意をとった上で採用しましょう。
ポイントをまとめておきます。
いきなり全関係者を集めてミーティングをしない
全関係者を集めてのミーティングは最終合意の場として活用する
多数決は最終手段
相手の立場を考えない

相手と話すときに、あなたがこうしたいという想いが先行しすぎていませんか?
相手の立場を考えられていないと、相手はあなたを信頼してくれないので交渉はうまくいきません。
例えば、あなたが経営方針に従いコスト削減案を練ることになったとしましょう。
その時に営業部門に行って、
といきなり言って相手は納得してくれるでしょうか。
営業部門であれば売上目標があるはずで、交際費は売上を確保するために無くてはならないものです。
それをいきなり半分にしてくれと言われても
となるのが関の山です。
相手にとってあなたは言われたことしか考えられず、全体観が見えない無能に映るでしょう。
きちんと相手の目線で考えられていれば、
と言った提案が出来るはずです。
ポイントをまとめておきます。
自分の想いを先行させ過ぎない
相手の利害を考えて、特にデメリットに寄り添って話す
相手のデメリットをどうやって解消するかを考える
感情的になる

相手が中々納得してくれなかったり、強硬に反対してきたりすると、つい感情的になってしまいますよね。
ですが、感情的になって良いことは一つもありません。
繰り返します。
感情的になって良いことは一つもありません。
感情的になってしまうと、
相手も感情的になり、話がこじれる
お互い引き下がれなくなり、決まるものも決まらなくなる
険悪な関係になり、今後の仕事がしづらくなる
と言った感じで、本当にデメリットしかありません。
多分、感情的になってしまうことのデメリットはあなたもわかっているかと思います。
ですが、ついつい感情的になってしまうのを抑えられないこともあるでしょう。
そんなときは、
うまく行かなくても大丈夫
想定外のことが起きたら持ち帰り検討するだけ
慌てても状況は好転しない
とポジティブに考えて、平静を取り戻しましょう。
冷静沈着でいることは、相手に自分を有能に見せる効果があり、発言に重みを持たせることができます。
この記事も参考にしてみて下さい。

ポイントをまとめておきます。
感情的になって良いことは「一つ」もない
常に冷静でいることで自分を有能に見せる
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それでは、最後にもう一度ポイントを確認しましょう。
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いきなりミーティング
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相手の立場を考えない
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感情的になる